Robe a la Francaise : framboise
18〜19世紀の絵画や資料を参考に、18世紀フランスの宮廷ドレス「ローブ・ア・ラ・フランセーズ」の要素を盛り込んだオリジナル創作ドレス。
こちらは、ローブ/ピエス・デストマ(胸当て)/ジュップ(スカート)/チョーカー/帽子の5点セット。
SD/SD13/SDGr.女の子/DD/DDSに。
ローブ
生地は海外製のシルクタフタ。薄手でほとんど節のない上質な生地です。
お色は木苺のような「フランボワーズ」。
前開きで、胸のあたりをピエス・デストマ(三角形の胸当て)で留める仕様になっています。
袖は肘まではタイトに、その先が共布のフリルやレースでふんわり広がったロココらしいデザイン。
袖口はSDGr.女の子の通常ハンドが通るサイズにしていますが、開き手など一部のハンドパーツは外して着用してください。
ウエストはV字のラインになるようにしています。
スカートは床につく手前くらい。背中側にはヴァトー・プリーツをあしらってみました。
身頃と繋がったプリーツがそのまま緩やかに解け、スカートと一体化して溶けていくロココらしい大変優美なデザインです。共布のフリルやブレードを飾りました。
レースは一部古色染めして風合いを出しています。身頃に裏地付き。
ピエス・デストマ
生地はジュップと同じシルクタフタ。色はロココピンク。
二等辺三角形の取り外し可能な胸当てです。
当時の貴婦人はこのパーツに装飾をふんだんに施し、
ローブに合わせてコーディネートを楽しんだそうです。
アンティークのモチーフレースを中心に、古色染めしたレースやリボンで飾りました。
左右3箇所ずつスナップボタンがついています。
ローブに留めてください。ジュップ(スカート)
ローブの下にはくスカート。
生地はシルクタフタ。お色はロココピンク。
ガウンと同じくらいのボリュームのあるスカートです。
前面にチュールレース、共布のフリルで装飾を施しました。
ウエストベルトをスナップボタンで留めます。チョーカー
ローブとお揃いの生地、リボンなどを使用したチョーカー。
後ろをリボンで結んで留めます。帽子
前から見るとヘッドドレスのように見え、後ろはレースでくるんだ、頭を軽く覆うタイプの軽い帽子。
共布フリルやチュールレースで制作しました。
たくさんリボンを添えています。